
ご利用者一人ひとりを理解して、その人らしさをキャッチしていきたい
中澤 美帆

現在担当されている仕事は?
また、仕事をする上で一番大切にしていることは?
支援スタッフとして、事業所に通所される知的障がいのある方の支援を行っています。大切にしていることは、ご利用者一人ひとりのニーズや安心・安全に配慮した支援をすること。日々の活動や介助方法など、より良い支援を提供できるよう、ご家族の声を取り入れています。
失敗談や成功談、やりがいを感じたエピソードを教えてください
私がこの仕事に就いて良かったと感じるところは、ご利用者と長期的な関わりを持てるところです。活動を通して新たな一面を知る機会があり、ご利用者のさまざまな姿をいろいろな角度で見ていくことができ、変化を追える点はこの仕事だからこそだと感じています。
ご利用者一人ひとりを理解すること、信頼関係を構築することについては非常に難しさを感じています。少しでもご利用者についての理解や関係性を深められるように、表情、言動、仕草、感情表現といったその人らしさを表す指標を見逃さずにキャッチしていきたいと思っています。
ある日のスケジュール

※送迎や休憩等の時間は、日によって変わります。
今後の目標や、どのようなキャリアプランを思い描いていますか?
町田生活実習所ではA、B、C、D、Eの5つのグループがあり、障がいや活動内容に適したグループに分かれて日中活動をしています。私は現在Eグループの担当として、身体や知的に障がいをお持ちのご利用者9名の支援を行っています。Eグループでは、運動、音楽、創作活動、アルミ缶つぶしを行っています。グループのリーダーを目指し、まだまだ力不足ですが、周囲の方から信頼してもらえるよう日々努めていきたいです。
福利厚生や研修制度など、あって良かったと感じる制度はありますか?
有給休暇の取りやすさやリフレッシュ休暇が年3日取得できるところが便利だと感じます。休みは「半日」や「時間単位」での取得が可能なので、プライベートの都合に合わせて休むことができます。
新人職員は月に1回のペースで「障害福祉サービス」や「個別支援計画書」などのさまざまな研修に参加します。法人内研修はオンラインでの講義やグループワーク、当事者のお話を聞く機会もあり、毎回多くの学びや気づきがあります。法人内研修以外にも外部の研修に参加しています。私はこれまでに社会福祉協議会主催の「福祉職員キャリアパス研修」や東京都福祉保健財団主催の「強度行動障害研修」に参加しました。また、仕事の隙間時間を活用し1回15分で学べるコンテンツの視聴もできるため、学びの環境が整っています。
あなたが感じるまちのひの魅力や職場の雰囲気を教えてください
「職員同士がサポートし合える雰囲気」は、まちのひの魅力的な点です。仕事をしていると、いろいろなところで心のこもった声かけや気遣いが感じられます。入職直後は緊張していましたが、まちのひのそうした良い雰囲気のおかげで今では常にリラックスして働けています。
支援に関しては、職員全体がご利用者のことを第一に考えている印象を受けます。支援をする上で困りごとが生じた際は、先輩へ相談すると親身になって対応してもらえるため、心強いです。
まちのひに入職を希望した理由を教えてください
私は働きやすさを重要視していました。そのため、まちのひのホームページや採用説明会で多くの職員が“働きやすさ”を挙げていたことが、入職の大きな決め手になりました。
定時退社が基本なのでプライベートの時間も十分に確保できます。町田生活実習所は、最寄り駅からは距離があるため、バス、自家用車、自転車で通勤している職員が多いです。昼食は、希望する場合は事業所内で調理している給食も食べることができます。休憩時間はしっかり取れるように職員間で協力し合っています。
まちのひで働くことに興味がある方へ、
メッセージやアドバイスをお願いします
まちのひへ興味を持ってくださり、ありがとうございます。ワクワクした気持ちや、中には不安な気持ちを抱いている方などいらっしゃるかもしれません。
私は既卒で働きながら転職活動をしていたため、面接やその他の連絡をできる時間がどうしても限られており、迷惑をかけてしまっていないかが一番不安でした。そんな中でも、柔軟に丁寧な対応をしていただいたおかげで、安心感を持って選考に臨むことができました。
まちのひにはさまざまな事業所がありますので、ぜひ一度、事業所見学へお越しいただき、まちのひの雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
ぜひ前向きに考えていただければと思います。