障がいを持つ方と関わることで知ること、理解することはとても興味深く、楽しいです
小林 紗羅
2024年入職 ひあたり野津田(1年目)
趣味:カフェ巡り、ドラマ・アニメ鑑賞
現在担当されている仕事は?
また、仕事をする上で一番大切にしていることは?
ひあたり野津田という就労継続支援B型事業所で働いています。日々、利用者のみなさまと軽作業や厨房での給食づくり等を共に行っています。
また、会話や相談の中から相手に興味を持つこと、相手を否定せず理解することを大切にして仕事に取り組んでいます。
失敗談や成功談、やりがいを感じたエピソードを教えてください
事業所に配属されてすぐに、ご利用者の方々から受け入れられるか不安で、自ら話しかけに行くことや、会話を広げることに対して後ろ向きになっていました。そのため、人見知りや新しい職員と関係を作ることが苦手なご利用者の方々とは信頼関係を構築していくことが、少し遅くなってしまったように感じています。
入職時は、まったく目を合わせてくださらず、会話も難しかったご利用者の方と、冗談も交えて笑顔で話すことが出来るようになったときは、とても嬉しかったです。
ある日のスケジュール
今後の目標や、どのようなキャリアプランを思い描いていますか?
現場で経験や知識を深め、その後、相談支援事業にもチャレンジしてみたいと考えています。担当させていただいているご利用者の方々のお話や相談を聞きながら、ご本人のニーズに合った支援ができるようになることが目標です。
福利厚生や研修制度など、あって良かったと感じる制度はありますか?
交通費補助・家賃扶助を利用しています。資格手当(精神保健福祉士)も利用しています。
新入職員は1カ月に1回「新人研修」があります。福祉を学んだことがある人も、学んだことがない人も関係なく、福祉の基礎的なことから障がいについて等、幅広く学ぶことが出来ます。
また、働いていく中で資格取得を目指したい場合には、まちのひから補助を受けることが出来るため、そのような制度を使って、資格を持った先輩もいるというお話しを聞いたことがあります。
※詳しい制度については「採用情報 制度の詳しい情報はこちら」をご覧ください。
あなたが感じるまちのひの魅力や職場の雰囲気を教えてください
1つ目は、定時で帰宅できるところです。仕事とプライベートのメリハリがしっかりとあるため、どちらも充実感があり、仕事にも全力で取り組むことが出来ます。また、職場の先輩には子育てや介護のために時短勤務や育児休暇を取られている方もいらっしゃいます。
2つ目は、何事も聞きやすい職場環境であるというところ。入職したばかりで何も分からず、何をしてはいけないのかすらわからない時も、先輩方が丁寧に一から教えてくださいました。先輩から「分からないことは恥ずかしいことではないから、何でも聞いてね」とおっしゃっていただいたことが印象的です。
まちのひに入職を希望した理由を教えてください
大学では精神障がいについて学んでおり、精神障がい者の支援を中心に行っている施設で働きたいと考えていたところ、まちのひの求人に出会い、応募しました。
年間休日120日以上、給与、資格手当等が決め手になりました。
職場の雰囲気や環境はいかがですか?
入職前に抱いていたイメージとのギャップはありましたか?
入職前と後では、仕事に対してのギャップはありました。私自身、学生時代の実習などを通じて就労継続支援B型事業所でどのようなことが行われているか、ある程度理解していたつもりでいましたが、入職してすぐから半年くらいは、仕事に慣れることを第一にご配慮いただき、ご利用者のみなさまと軽作業をすることが多かったです。
また、ひあたり野津田では給食作りを行っているのですが、厨房で調理をする機会があるとは想像していませんでした。ですが、ご利用者のみなさまの口に入るものなので、衛生管理や食材の調理の仕方など、福祉のことだけではない分野についても興味を持つきっかけになっています。
支援という面では、入職後まもなくは相談に乗ること以上に、ご利用者のみなさまの普段の様子を知り、何か異変があったときに気が付けるようにすることが中心でした。このようなところに私自身、ギャップを感じていました。
選考中に不安だったことはありますか?
一次面接、二次面接ともに、自分の言葉で考えて、伝えることを見られていたように感じます。そのため、緊張で口が回らなかったり、考えていたことをうまく伝えられていなかったのではないかと感じたりしたことが不安でした。しかし、面接中も職員の皆さんが柔らかい表情でお話をしてくださったため、就職活動特有の怖い面接の雰囲気は感じませんでした。
まちのひで働くことに興味がある方へ、
メッセージやアドバイスをお願いします
社会福祉法人まちのひは精神障がいと知的障がい、両方の事業所を持つ法人です。自分の興味がある分野だけではなく、他事業所との連携により、それぞれの障がいについて関心をもって日々を送ることが出来ます。
また、福祉についてあまり知らない方もそうでない方も、研修を通して福祉や法人について学ぶことができます。入職前に知らなかったことやあまり興味がなかったことも、働いていくうちに考え方や捉え方に変化があるのではないかと私自身からも感じますし、一緒に入職した同期を見ているとそのように強く感じます。
実際の現場で障がいを持つ方と関わることで知ること、理解することはとても興味深く、楽しいです。ぜひ、まちのひでお待ちしています。